埼玉県農林公社でセミナー実施！【これからの林業経営に求められる“組織と人”のマネジメント】
Ito Haruko
なぜ今、林業に「組織づくり」が不可欠なのか？
来週、「これからの林業経営に求められる"組織と人"のマネジメント」セミナーを開催いたします。
「まだうちは家族経営だから」
「人を雇うほど仕事が安定していない」
「一人親方でやっていける」
そう考えている方も多いかもしれません。
でも、林業を取り巻く環境は大きく変わっています。そして、事業を持続可能にする鍵は「組織化」にあるのです。
林業界が直面する三重苦
今、林業経営者の多くが同じ悩みを抱えています。
① 深刻な人手不足
高齢化によりベテラン作業員が次々と引退。若手の応募が少なく、技術を持つ人材の確保が年々難しくなっています。
② 早期離職の多発
せっかく雇っても、数ヶ月〜1年で辞めてしまう。育成にかけた時間とコストが水の泡に。
③ 技術継承の断絶
熟練の技が次世代に伝わらず、地域全体の林業技術レベルが低下しています。
一人や家族だけでは、もはや限界。
これからの林業経営には、組織としての力が求められています。
なぜ「集団化」が必要なのか？
事業の安定化・拡大
一人や少数では、受注できる仕事の規模に限界があります。組織化すれば、より大きな仕事を安定的に受注できます。
リスクの分散
林業は危険と隣り合わせの仕事。チームで動けば、安全性が高まり、リスクを分散できます。
技術の継承と発展
ベテランの経験知を若手に伝え、新しい技術も取り入れる。組織だからこそ、伝統と革新を両立できます。
地域林業の維持
持続可能な組織をつくることは、山を守り、地域を守ることにつながります。
でも、集団化すれば課題も生まれる
人を雇えば、それだけで解決するわけではありません。
- どうやって若手を育てるのか？
- 厳しい環境でもモチベーションを保つには？
- 作業の標準化と、個々の技術の尊重をどう両立させるか？
つまり、「マネジメント」という新たなスキルが必要になるのです。
このセミナーでは、林業経営に特化した組織マネジメントの本質をお伝えします。
100年先の森を守るために。
持続可能な組織づくりの第一歩を、一緒に踏み出しませんか？
